お盆飾り!おしゃれで長持ちする人気の仏花おすすめ5選【仏具店員が厳選】

お盆の準備、お疲れ様です。
提灯やお飾りは完璧。でも、「一番目立つお花で失敗したくない…」と、最後に悩んでいませんか?

  • 「猛暑ですぐに生花がダメになってしまう…」
  • 「毎日水替えをするのは、正直大変」
  • 「でも、いかにもな造花はご先祖様に失礼な気がする…」

こんにちは!仏具店員歴16年以上のスギです。そのお悩み、私がお店でお客様から一番よくご相談されることなので、痛いほどよく分かります。

ご安心ください。この記事では、そんなあなたのために「美しさが長持ちする、現代の仏花」という選択肢をご紹介します。

プロの視点で「これなら自信を持っておすすめできる」と厳選した商品だけをリストアップしました。この記事を読めば、管理の手間から解放され、お盆の間ずっと美しいお花をご先祖様にお供えできますよ。

なぜ、お盆の「生花」はこんなに大変なのか?

そもそも、なぜ夏の時期の生花管理はこれほど大変なのでしょうか。理由は明確です。

  • ①猛暑による劣化: 夏の暑さで、切り花はあっという間に萎れてしまいます。
  • ②毎日の水替えの手間: 雑菌が繁殖しやすいため、水の交換は必須。忙しい中では大きな負担です。
  • ③仏壇が汚れるリスク: 花粉が落ちたり、茎のぬめりが付着したりすることがあります。
  • ④意外とかかる費用: お盆の期間中、何度も買い替えていると、出費がかさんでしまいます。

これらの悩み、「あるある!」と感じる方も多いのではないでしょうか。

【解決策】これからの新常識。「プリザーブドフラワー」と「高品質な造花」

そこで今、多くの方が選んでいるのが「長持ちする仏花」です。主に2種類あります。

  • プリザーブドフラワー
    生花を特殊な液体で加工し、瑞々しい質感を保ったまま長期保存を可能にしたお花。水やり不要で、数年間は美しい姿を楽しめます。
    • メリット: 生花そのものの質感、高級感がある。
    • デメリット: 比較的高価、湿気に弱い。
  • 高品質な造花(アーティフィシャルフラワー)
    ポリエステルなどの布で作られたお花。近年の技術進歩は凄まじく、生花と見分けがつかないほどの精巧なものが増えています。
    • メリット: 耐久性が高く、場所を選ばない。価格も手頃。
    • デメリット: 「作り物」という先入観を持つ人もいる。

【プロの視点】「作り物は失礼?」その心配を解消する3つの考え方

「気持ちさえあれば、生花でなくてもいいですか?」接客中、本当によくこの質問をいただきます。

もちろん、ご先祖様を想う「気持ち」が最も大切です。しかし、仏壇仏具は、目に見えないその大切な気持ちを「形」として表すためのお道具です。枯れたお花がそのままになっていると、意図せずとも心が少し離れているように見えてしまうかもしれません。

とはいえ、常に生花を飾り続けるのは本当に大変ですよね。
そこで、仏具の本質を理解した上でできる3つの工夫をご紹介します。

工夫①:「使い分ける」という知恵

普段の忙しい毎日には長持ちするお花を、お盆やお彼岸、年忌法要など特別な日には生花を、という使い分けです。メリハリをつけることで、無理なく丁寧な供養を続けられます。

工夫②:正式な仏具「常花(じょうか)」を知る

実は、古くから「常花」という正式な造花の仏具が存在します。お寺の本堂でも使われており、日常的にお仏壇を荘厳するための大切なお道具です。これを使えば、伝統に則った形で美しさを保てます。
(※ただし、浄土真宗本願寺派(お西)と真宗大谷派(お東)では常花を用いないので注意しましょう)

工夫③:「最新の技術」を味方につける

先にご紹介したプリザーブドフラワーや高品質な造花は、まさに現代の「常花」と言えます。「お仏壇を常に綺麗に飾り、故人を偲びたい」という気持ちを表すための、素晴らしい選択肢です。お寺が時代と共に最新の建築技術を取り入れてきたように、私たちの供養の形も、現代のライフスタイルに合わせて工夫して良いのです。


そこで今回は、この「工夫③」に注目し、多忙な現代人にとって最高の選択肢となりうる「最新技術の仏花」の中から、特におすすめの商品を厳選してご紹介します。

【2025年版】現役店員が選ぶ!お盆におすすめの仏花ベスト5

それでは、私が数ある商品の中から「これなら間違いない」と太鼓判を押す仏花を、ランキング形式でご紹介します!

第1位:凛(りん)|王道の美しさ!迷ったらコレ


私がこの商品を1位に選んだ理由は、その圧倒的な「バランスの良さ」です。
仏花の構成、花の大きさ、色の組み合わせ、どれをとっても完璧。お仏壇に飾った時に、空間全体がパッと華やぎ、かつ厳かな雰囲気を演出してくれます。品質も非常に高く、生花と見間違うほどの瑞々しさです。初めて長持ちする仏花を選ぶ方、どなたにでも自信を持っておすすめできる逸品です。
プリザーブドフラワー 仏花 お供え花 凛(りん)花器付

第2位:撫子(なでしこ)|モダン仏壇に映える、おしゃれ洋風アレンジ


リビングに置かれたモダンな家具調仏壇には、こうした洋風のアレンジが大変人気です。菊などの伝統的な花ではなく、故人がお好きだったバラやカーネーションなどを中心に、優しい色合いでまとめられています。「あの子らしいお花を飾ってあげたい」というお客様の声から生まれたような、現代の供養の形に寄り添うデザインですね。
プリザーブドフラワー 仏花 お供え花 撫子(なでしこ)

第3位:涼香(すずか)|小ぶりで飾りやすい!コンパクト仏壇に最適


「うちの仏壇は小さいから、あまり大きい花は飾れない…」という方にぴったりなのが、このコンパクトタイプ。小さいながらも、花の品質やデザイン性は一切妥協がありません。省スペースでもしっかりと特別感を演出できるため、都市部のマンションにお住まいの方から絶大な支持を得ています。
プリザーブドフラワー 仏花 お供え花 涼香(すずか)

第4位:華麗(かれい)|豪華さと清楚さ!お盆、年忌の行事に最適!

初盆や年忌法要を豪華にしたい、そんなときに最適です。豪華な見た目なのに、白と緑を基調にしていて落ち着きさを兼ね備えたお供え花です。大事な行事や贈り物にも好まれる仏花で、特にお盆時期には売り切れになることも多々あります。購入を検討のかたは、早めの注文をおすすめします。
プリザーブドフラワー 仏花 お供え花 華麗(かれい)

第5位:儚花(はかなばな)|場所を選ばないサイズ感!祭壇や盆棚、小型仏壇にも!

コンパクト仏壇や祭壇、盆棚に置きやすい大きさです。他のお供えをさえぎらない見た目もポイントです。紫の色を基調に作られた仏花になり、落ち着いた雰囲気でとても飾りやすいです。ご進物などの贈り物で、先方の置き場所が分からないときににもピッタリです。
プリザーブドフラワー 仏花 お供え花 儚花(はかなばな)

【Q&A】購入前によくあるご質問

  • Q. どのくらいのサイズを選べばいいですか?
    • A. お手持ちの花立(花瓶)の高さと、お仏壇全体のバランスを見て選びましょう。商品ページに記載されている「全長〇〇cm」というサイズを参考に、メジャーなどで実際の空間を測ってみると失敗がありません。
  • Q. 普段は生花で、お盆の時期だけ長持ちする仏花にするのはアリ?
    • A. はい、もちろんアリです!「夏の間だけ」「旅行で家を空ける時だけ」といった使い方をされている方は、お店でも非常に多いですよ。賢い使い方だと思います。
  • Q. 故人の好きだったお花が使われていないのですが…
    • A. 仏花は、あくまでご本尊様やご先祖様への感謝を表すお供えの基本です。その上で、故人が好きだったお菓子や果物を別途お供えすれば、気持ちは必ず伝わりますよ。

【まとめ】あなたとご先祖様にとって、一番心地よいお花を

お盆に飾る仏花選びの新しい選択肢、いかがでしたでしょうか。

生花の生命力には代えがたい魅力があり、命ある花がやがて枯れる姿から「ご先祖様から命を繋いで今の自分がいる」と気づかされる、という大切な意味もあります。

その本質を理解した上で、現代の暮らしの中でどう工夫し、心を「形」として表していくかが重要です。管理の手間から解放され、常に美しい状態でお仏壇を保てるプリザーブドフラワーや高品質な造花も、そのための素晴らしい価値を持つ選択肢なのです。

人は時に怠惰になってしまうからこそ、気持ちを形に表すことで、大切な心を忘れないようにするという意味もあります。ぜひ、あなたとご先祖様にとって一番心地よいと思えるお花を選び、素敵なお盆をお迎えください。

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